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無農薬・減農薬米販売 精米したては本当に美味しいの!?

2012-09-01



【精米】

玄米から糠層と胚芽を削って白米とする工程。
とう精とも言われます。
(販売時の日付とは、とう精年月日のこと)
当店の白米は、当日精米ですので日付貼付さ
れていません。

稲作農家さんの田んぼに黄金色に実った稲穂、稲刈りの季節がもうすぐ
始まります。
稲穂から米つぶを取る作業を、脱穀といいます。
稲刈りをする大型の機械をコンバインといいますが、この機械で脱穀から
残った稲わらが自動的にカットされてそのまま田んぼに撒かれて次年度の
肥料となります。
籾殻(もみがら)がついたままの籾はそのままコンバインのタンクに集め
られ乾燥作業へ。(現在はほとんどが乾燥機による強制乾燥)
乾燥状態は、こめを1年間保管するために水分14.5%以下に厳しく
管理されます。hpおこめの知識ページの食味値欄でご確認ください。
水分管理は食味に大きくかかわります。

乾燥された籾から籾殻を取り去る籾摺り(もみすり)作業を経て、玄米状態
で出荷となりますが、当店契約農家さんは出荷直前まで籾摺りを待ってタンク
に保管する籾貯蔵方式を取られる方が多いのです。

米を精米する前の状態が玄米なのですが、精米によって白米状態にすると空気
に触れて酸化され急激に食味の劣化が進むとされています。

玄米は糠層でコートされているため劣化のスピードは遅いのですが、保管状態
が時には1年以上と長時間となるので、籾貯蔵で空気に極力触れさせ無いよう
にしたり、低温庫に保管したりとさまざまな工夫がされているんですね。

では、精米してから美味しくごはんが食べられるのはどれくらいなのでしょう?

精米して急激な劣化となるのは8時間とされていますが、そこで一旦速度が
ゆっくりとなり徐々に劣化していきます。
夏場で3~4週間、冬場で6~7週間で食べきれる量を購入されるのが理想
でしょう。

当店、店頭精米で精米したてのおこめを是非お試しください。

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