無農薬・減農薬米販売 ＴＰＰ交渉参加表明 米はどうなるの？
安倍総理大臣がたからかにＴＰＰ参加交渉表明を宣言しましたね。
農協団体の猛反発にあって、農業品目が聖域から外れなければ７割以上の議員が
参加しても即刻脱退すべきとか、総理自身も日本の農業は必ず守るので信じてほしい
とか、秋の参議院選にむけて弁明に躍起です。
なんでも、農業団体は昔ほど力はなくなったとはいえ、議員を当選させることは出来なく
ても、落選させることは出来るんだとか・・・
日本は、米に関して輸出入ともに現在７７８％の関税を課しています。
仮に、関税の完全撤廃が実施されれば１０㎏あたり１，０００円とか１，５００円の中国米
やアメリカ米が日本のスーパーマーケットに並ぶ可能性があります。
東旭川町の生産農家さんがテレビニュースの番組出演で、個々の農家で考えた場合チャンス
と捉えている人もいる一方、農家全体で考えた場合いくら品質が良くても今まで買って頂いた
消費者が今後も買い支えてくれるのかが心配だと話されていました。
全く、的を得た回答だと思いました。
農業団体にとっては、農協自体がなくなってしまうような事態と捉えています。
現在、海外市場では、例えばシンガポールの高級食材マーケットでは、日本の『コシヒカリ』
は１㎏４，０００円の値札がついて普通に売れているそうです。
８倍近い関税がかかっているからとはいえ
１０㎏４０，０００円ですよ！！
中国の富裕層に日本の米が買い占められて、日本人には回って来ないなんて信じられない事に
なるかも・・・
当店、取扱の無農薬・減農薬の特別栽培米は農協出荷はほとんどされていない、一般市場には
出回らないお米です。
米として、別物なのだから大丈夫ですよ。と言って頂けるお客様もいらっしゃいますが、特に
仕入が難しくなるのではとの懸念があります。
真面目に取組む米農家さんの米までもが、ダメになってしまわないよう買い支えて頂き、食べて
応援しましょうね。
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